ボトックス注射を打つ前に！注意点とは

ボトックスについて

・注意点を確認しよう
ボトックスはれっきとした薬の使用になるため、注意点がいくつかあります。
注射を打つ前に確認しておきたいポイントをご紹介しましょう。

・ボトックスを打てない可能性のある条件について
ボトックスは誰でも打てるものではありません。
施術前に医師が確認し、問題ないことを確認した上での施術になります。
打てない可能性がある条件として、まず妊娠中、授乳中の方、もしくは妊娠する可能性のある方。
次に、以前にもボトックスを注射したことがあり、そのときにアレルギーを起こした方。
次に、筋力が低下する病気や症状のある方や、緑内障、喘息といった慢性呼吸器疾患など、特定の病気や症状がある方。
次に、抗生物質や筋弛緩剤など、ボトックスに影響する可能性がある薬を使用している方。
何が影響する可能性があるのかは個人で判断できませんから、市販薬も含めて何か飲んでいる薬がある方は必ず施術前の確認時に申し出てください。
このほか、現在すでに他の病院でボトックスの注射を受けている方は、注射した目的、注射した場所、施術を受けた日付、投与された薬の量の申告が必要です。
それによっては新しい注射を受けられないことがあります。
なお、あまりないことかもしれませんが、施術のために来院した時点ですでに飲酒していた場合は注射できないことがあります。
意図的な飲酒はもちろんのこと、健康のための薬酒やそのほか微量のアルコール入りの飲食物に注意してください。

・注射を受けたあとの注意点
注射を受けた直後、患部とその周辺を強くこする、揉むなどの行為はNGです。
できるだけ触らないように注意してください。
洗顔は当日からOKですが、患部を強くこするような洗い方は避け、できるだけ強く触らないように注意してください。
当日のアルコールや激しい運動、温泉、サウナなどもNGです。
ダウンタイムはほとんどない治療ですが、このような注意点があることは確認しておきましょう。
また、仕上がりや異常の有無を確認するために施術後2週間後くらいには再度の受診が必要です。

・施術を受ける病院でよく確認しよう
ご紹介したようなボトックスの注意点や確認事項は施術を受ける病院で医師から直接説明されます。
個別具体的なことや細かいことはここで確認します。
なにか不明なことや聞いておきたいことなどあれば患者側からも積極的に確認してください。
また、ご紹介したようにボトックスが適さない方の条件もあるため、医師から聞かれたことはなるべく正確に回答するようにしてください。