ニューロノックスとリジェノックスの違い

・ニューロノックスとは
韓国製の安いボツリヌストキシン製剤を探しているとき、リジェノックスのほかにニューロノックスという製剤もよく見つかります。
これらには違いもありますが、実は共通点も少なくありません。
どちらでも希望に近いボトックス治療を受けられることがあります。
それぞれの違いや共通点についてご紹介します。

・韓国内の別の会社が作っている
世界的に見ると同じ韓国製というカテゴリーですが、これらは韓国内の別の会社が作った別の薬なのです。
そのボトックスをどこが作ったのかはとても重要な情報で、会社が変わればその注射の品質や価格などの特徴がかなり変わります。
場合によっては効果が出ないばかりか、副作用などの方が多くなる恐れもあるのです。
それぞれで作っている会社が違うことは大きな違いとして知っておくといいでしょう。

・共通点について
とはいえ、これら2つの韓国製ボトックスには共通点もたくさんあります。
どちらもお安くてお得なのです。
元祖ボトックスといわれるアラガン社製のジェネリックだと、どちらもがいわれており、効果が同じなのに治療費をかなり抑えられます。
美容目的での注射は基本的に全額自己負担となるため、お安いこれらの製剤は人気があります。
あとはその製剤の品質の問題ですが、実はどちらも安全に使えるだけの信頼性があるとされます。
アラガン社製と違って日本の厚生労働省からはいかなる部位への使用に対しても承認はされていないのですが、どちらも韓国内の公的機関KFDAの認可を受けているのです。
海外の公的機関とはいえ、公的に認められるだけの品質があるということで一定の信頼は得ており、世界でも使われ始めています。
日本国内でもお安いボトックスとして大手美容クリニックが使っている例もあります。
このように価格や品質など患者にとって気になるポイントで共通点が多い製剤です。

・採用している病院の違い
日本国内での違いでいえば、これら2つのボトックスには使用されている病院の違いがあります。
どんな種類のボトックスを使うかは各病院の判断になりますから、韓国製の安いボトックスを用意するかどうか、用意するとしてどちらにするかは各病院によって違うのです。
韓国製が選べる病院でも、選べるのはどちらかだけになる場合が多いですから、どちらかを強く希望する方は、それを採用している病院を選ばないといけません。
このように些細な違いはありますが、基本的に共通点が多く、どちらも比較的おすすめされるボトックスです。